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大樹の下で

神話・古史・古伝・民間伝承に関わる、自由な空想を不定期に更新しています。

2007-10

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ハロウィン幻想~古代ケルトの森から

私は今、古い思い出の場所に佇んでいる。
まだ私が幼かった頃、この森と湖は人里から離れた場所だった。
近頃は、開発が進み、このあたりにもずいぶんと住宅が増えたようだ。
遠くに車のクラクションが響いて消えた。
それでも、この場所は変わらぬ静寂の中、
わずかな木々のざわめきと、月の光を反射する水面だけが、
あの時と変わらぬ姿を見せている。

もう何十年も前のこの日。
私が、10歳の頃の10月31日のこの場所。
幼い私は、おばあさまから聞かされた昔語りを胸に、
月明かりの中、半ば、彷徨うように、
この場所に辿り着いた。

森から湖を見下ろす高台にある古い古い石碑の前。
風化した石の表面にはうっすらと文字のようなものが刻まれている。
その文字が、不思議な力を持つと言われる
ルーンであると言うことが解るのは、ずっとずっと後のことだ。

その日、私は他にすがるモノもなく、
亡くなる前におばあさまが教えてくれた
イエス様とは違う、古い古い神様に
一縷の望みを託すため
失われた道を辿り、この石碑の前に辿り着いた。

「・・・いいかい、かわいい坊や。」
「もしも、何か願い事があって、イエス様にお願いしても
聞き届けてくださらないようなときは
この土地の古い古い神様に願い事をするんだよ。」
「少し離れた森の奥、湖が見下ろせる場所に古い石がある。」
「神様は、ずっとずっと眠っておいでだから、
月の光をたよりに、夜に行かなければならないけど」
「お前が、イエス様でもダメだと思うようなときは
そこに行って願い事をするんだよ」
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テーマ:自作小説(ファンタジー) - ジャンル:小説・文学

2007-10-31 23:36:41

日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説(3)

「日ユ同祖論」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
これは、日本人とユダヤ人が同一の民族であるという説である。
私は、過去の二つの記事
日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説
日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説(2)
において、世界最古の文明を築いたシュメール(及びバビロニア)
日本との神話における対比神話世界に流れる思想において
共通点があるように空想した。

シュメール及びバビロニアの文明は古代メソポタミア地域
ティグリス・ユーフラテス河中・下流域に栄えた文明である。
(上流域にはアッシリアが栄えた)
古代メソポタミア地域は大きく3つに分けられ
前述の両河川地域の他に、
ナイル川流域地域と地中海東岸地域に分けられる。
ナイル川流域にはエジプト文明が栄えた。
そして、地中海東海岸地域に古代イスラエルは誕生する。

今回この話に同調してくださった常連の
”趣味占放談”管理者:やわたうまさんが、
「日本と古代ヘブライの共通点メモ」
という記事を書いてくださった。
大変わかりやすくヘブライとの共通点を挙げておられる。

さて、そこで私は今回、シュメール・バビロニアの民
古代イスラエルの民に関連があるのかどうかを考えてみることにした。
色々改めて調べてみると、数々の疑問が浮かんでくる。
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テーマ:神話・民間伝承 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-30 21:24:38

試練の読破~ギリシャ・ローマ神話

はじめに言うべきであろう。
私は、ギリシャ・ローマ神話が好きではない(苦笑)。
故に、ギリシャ・ローマ神話に魅了される方々には
お聞き苦しい内容となっているかもしれないが、
好きではないのは、多分に私の中にある神話とはかくあるべきと言う
こだわりのなせる業であると思っているので
今後も題材として取り上げる事になると思われるし、
その存在を否定するものでは決してないと言うことをご承知願いたい。

最も絢爛豪華な神々の物語を我々に伝えるいくつかの神話の内、
そのひとつがギリシャ・ローマ神話である事は疑いようがない。
故に、神話好きを自負・自称する管理者としては
ギリシャ・ローマ神話は通り過ぎてはいけないモノなのであるが、
何故かこの神話に触れることは苦痛を伴うのである(苦笑)。

数多くの個性的な神々が織りなす神話世界。
個々の題材は、数多くの森羅万象の逸話を含み、
あの植物には、こんな逸話が
この動物には、このような逸話が、
あの山、この川、その平地には・・・・
と言った具合に、
空想の種となりうる多くの話題を提供してあまりあるはずなのだが
何故か、引込まれない(苦笑)。

過去から現在に至るまで
何度となく向き合ってきたのだが
この神話にはいつもストレスを感じてしまう(苦笑)。

今回、このようなサイトを開くに当たり
意を決して、再びこの鬼門とも言える神話に向き合っているのだが
やはりストレスが溜まっていく(爆)。

その原因はいったい何なのであろうか?
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-28 00:13:18

神々の誕生~自然現象との対話

姿の見えない神々を見いだした古代の人々。
神々の誕生は、私たち人間の心の宇宙の広がりの中にある。

などと、小難しくスタートさせましたが、
今回の記事、上手く収束させることができるという感じが全くありません(苦笑)。
なんとはなくでも、あぁそんな感じか。。。となれば良いんですが。

現代の我々は「神」という存在を
ほとんどの方が現実のものとは捉えることができません。
一部の宗教に基づく教えを強力に信じる方は別として
「神」と呼ばれる存在が現実に存在し
我々に干渉するという確信を持てる人はまずいないはずです。

では、現実世界に干渉力を持たない存在が
古代に生み出され、あるいは見いだされ
悠久の時を経て今なお古い記憶の残り火のごとく
人々の中から消えてしまわないのは何故でしょうか?

それは、理性に反して
”「神」は存在する”
という深層意識が我々にあるからのように思うのです。
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-27 17:22:59

日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説(2)

記事「日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説」の続編である。

常連のやわたうまさんより、アカデミックなつっこみを頂戴して、
内心恐れおののいている(ひぇ~)管理者ですが(爆)
その前に、もう一つ、シュメールバビロニア
古代日本の共通項を提示し忘れていた事に気づきました。

それは、都市神の思想です。

古代メソポタミア文明
シュメール・バビロニア・アッカド・カッシート
など、
ペルシァ王国成立までの、各文明は
都市に神を定義していた。

具体的には以下の通り、{}内はアッカド語名

都市ウルク(クラバ)には、天空神アン{アヌ}
ウルク(エアンナ)には、豊穣・愛・戦い・金星の大女神イナンナ{イシュタル}
ニップルには、大気神・風の神エンリル{エンリル}
エリドゥには、深淵の水神・知恵の神エンキ{エア}
シッパルには、太陽神・真実/正義/裁判/占卜の守護神ウトゥ{シャマシュ}
ウルには、月の女神ナンナ{シン}
アダブ/ケシュには、山の女主人・豊穣女神・メソポタミア諸王の守護女神ニンフルサグ{ベレト・イリ}
以上はシュメールの都市神対応の一部

さて、古代日本に都市神の思想があったのか?
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テーマ:神話・民間伝承 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-26 22:13:10

ラグナロク(神々の黄昏)~終末神話・忍び寄る恐怖

ラグナロク(神々の黄昏/神々の最後)
と呼ばれる終末神話北欧神話に見られる。
だが、記事の内容は、それそのものについてのモノではない。
今回の記事を書くにあたり、
きっかけとなったのが下に挙げる、ラグナロクをテーマとした著作

北欧神話の世界―神々の死と復活北欧神話の世界―神々の死と復活
アクセル オルリック Axel Olrik 尾崎 和彦

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その為、カテゴリーはケルト・北欧神話としたのだが、
これから続く内容は、決して北欧神話に限ったものではない。

さらに、これを頭に思い描く事は
ある種の恐怖をともなう。

それは、ホラースリルといった
直接的に、あるいは出会い頭に起こる恐怖ではない。
例えるなら、

気づかぬうちに着々と進行し、
現れた時には手遅れとなっている病魔
のような恐怖。
即ち、死の足音にも似た恐怖である。
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-25 23:48:41

日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説

日本人はどこからきたのか?

これには色々な説があるようです。
実際には、おおまかにではありますが、
北方ルート・南方ルート・(仮に)中央ルートの三つに分かれるようですね。

北方ルートは、
ユーラシア大陸現ロシア方面から北海道あるいは、
秋田あたりに渡ってきた大陸民族。
南方ルートは、
現フィリピンをはじめ、大航海時代をして香料諸島と呼ばれたあたりから、
鹿児島あたりに渡ってきた南洋海洋民族。
中央ルートは、
現中国・台湾・韓国あたりから、シルクロードの果てに、
長崎、山陰地方あたりにたどり着いた漂流民族。

知識が定かではないので精確ではありませんが、
一番古いのが北方ルート(氷河期末期)
次が南方ルート
近海である中央ルートは時期が特定しにくいが、
大規模の民族移動は他のルートの一番最後で
邪馬台国成立後と思われる。

これだけおおまかでも、あらゆる多種多様な民族が移動してきた可能性があり、
現日本人は数々の混成民族であるようにも捉えられるのですが、
不思議と「日本人」という特徴は共通しています。
即ち、黒髪黒い瞳黄色い肌

国際化がまことしやかに騒がれる現在、
国際結婚などでハーフやクォーターが多く誕生していますが、
白色人種と日本人黒色人種と日本人との婚姻では、
日本人、その特徴である黒髪黒い瞳のどちらか、あるいは両方が遺伝しません。
それを考えると、
日本に渡ってきた民族の中心は、
黄色人種であった可能性が極めて高い。

ところが・・・・・・
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テーマ:神話・民間伝承 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-24 22:20:37

ゾロアスター教(拝火教)の聖典アヴェスター

オリエント(中近東)の神話の知識を強化しようと、
色々と著作を探索したのだが
ゾロアスター教(拝火教)の聖典アヴェスターに関する完訳本が全くない。

二元論の代表的な思想にもかかわらず
日本人にとっては興味のない宗教なのだろうか?

私自身は特定の宗教に傾倒すると言うことが
これまで全くなかった。
ただし、知識としての興味は深く
キリスト教における、旧約聖書・新約聖書
イスラム教における、コーラン
などは一通り目を通しているし、
仏教は経典が多すぎるし、難解すぎて手がだせるような代物ではないが(苦笑)、
代わりに、その世界観を論ずる著作が数多い為
そのヒエラルキーぐらいは頭に入っている。

神話というのは、宗教と折り重なる場合があり
インドの神々の多くはヒンズー教の神々であり
仏教の神々(特に密教)はそれをルーツとしているし、
中国神話の神々は道教と密接にリンクする。
同様に、オリエント(中近東)メソポタミア地域における
ペルシャの神話にはゾロアスター教(拝火教)は欠かせないが
その教典であるアヴェスターの著作が論述書も含めて
あまりにもヒットしない(泣)。
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テーマ:宗教・信仰 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-22 21:22:29

文明発祥の地~古代オリエント・シュメールとインドの繋がり

古代オリエントとはどこのあたりを指すのか?
このサイトにおいての定義は
現在の中近東を中心とした地域。(具体的には以下のマップのあたり)


拡大地図を表示

本来オリエントとは、ローマの東方を意味するらしいが
あまりに範囲が広すぎ、
またオリエントを東洋と訳す日本語もおかしい。
日本の製品などもオリエンタルなどと言われることがあるようだが
それは違うでしょ?(苦笑)と言わざるを得ない(爆)。

古代オリエントは大きく三つに分けられるようで
1.メソポタミア地域(ティグリス川・ユーフラテス川流域)
2.エジプト地域(ナイル川流域)
3.地中海東海岸地域
となるようだ。

私が学生の頃は世界最古の文明と言えば
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明の四大文明と
教えられ、これらの文明がほぼ同時に世界に興ったように言われたが
考古学の進んだ現在では、全くナンセンス(苦笑)。

そこで、現在遺跡などの調査により
最古と言われるのが
古代オリエント地域のメソポタミアにあったとされる
シュメール文明である。
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テーマ:古代文明 - ジャンル:

2007-10-20 13:13:34

オーディンとバロル ロキとルーフ ~ ゲルマンとケルト

今回の空想の種は、タイトルから想像出来た方もいるだろうか?

オーディン(オージン/ヴォータン)は北欧神話の主神、
バロル(バラー/バロール)はケルト神話の宿敵フォモール族の王

ロキは北欧神話のトリック・スターにして神々の黄昏(ラグナロク)の引き金を引く神。
ルーフ(ルー/ルフ)はケルト神話の英雄神にしてフォモール族討伐の光の神。

この対比はあまり耳にしたことがないのだが
実は、それぞれ共通点がある。

オーディンとバロルは一つ目にして最高神。
ロキとルーフは混血であり、ひとつの神々の時代の幕を引く。

そして、ゲルマンケルトという二つの民族。

私は今回こんな想像をしてしまったのである。

それは・・・・・
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-19 21:24:28

ハロウィンとケルトの祭りサワーン~日本に繋がる風習

数少ない常連さん「凶樹さん」より示唆を受け、
今回は「ハロウィン(Halloween)」を取り上げてみましょう。

10月31日の夜がハロウィンです。
これの起源とされているのが、ケルトの祭礼
サワーン(Samhain){サウィーン、ソーウィン}

ケルト歴の11月1日(ケルトの日付変更は日没なので、10月31日の夜からになる)は
新年にあたるようで、この日、死者と生者の境界がなくなり
亡くなった先祖の霊が家に戻ってくる日とされていました。
日本のお盆みたいです(苦笑)。

ただし、戻ってくるのは良い霊ばかりでなく
悪い霊も押し寄せるため、人々は火を焚いて注意をそらせようとしたそうです。

霊と表現しましたが、古くはシー(妖精)が現れるとも言われていたようで
特に女性のシー(バンシー)は、人の死を告げると言われ恐れられたようです。

ケルトにおける指導階級であるドルイド僧(樫{楢}の賢者)の仕切りで
大きな火を焚いて、牛を生け贄として捧げ、
清められたその聖火を、各家庭に持ち帰り、新しく竈(かまど)の火を付けたようです。

さて、現在のハロウィンとは随分と趣(おもむき)が違いますね(苦笑)。
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テーマ:お祭り! - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-18 20:39:35

インカ帝国とアステカの混同?~管理者も誤解?

記事「アステカ・マヤの神話~日本との繋がり」において
アステカ・マヤ・インカそれぞれの神話に関する3冊を購入したと書いた。
前述の記事で紹介した著作以外の2冊も無事に手元に届いた。
そのひとつが下に紹介するインカ帝国の神話についての著作である。

インカの神話 (丸善ブックス)インカの神話 (丸善ブックス)
ゲイリー アートン Gary Urton 佐々木 千恵

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この本を読み終えて
私自身、あれあれ?っと困惑した事がある。
それは、アステカにおける2柱の重要な神々
ケツァルコアトル(翼持つ蛇神)とテスカトリポカ(闇の魔神)の2神。
私はこの2神がインカ神話にも登場すると書いた。
しかして・・・・・
今回読み終えたこの著作には全く影も形もない。
あれあれ?何故に?

私自身記憶の混同があったとも言えるが
実はもっと理由がある。
それは、最近立て続けに放送された
インカ帝国と黄金文明に関する番組である。
この二つの番組においてどちらも同じくあることが語られた。
それはインカ帝国最後の時の話だが
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-16 00:35:58

ウサギと神話~月と不死の霊薬、悪戯と誠意

前の記事にて気になった月とウサギ。
他の地域の神話ではどうなのかを簡単にリサーチしてみた。

月とウサギを関連づける神話・民話は
アステカ・日本の他に
アイヌ、アフリカ、インド、中国に見られる。

アイヌ・・・月の王子の雪合戦の話(その時地上に落ちた雪玉がウサギになった)
アフリカ・・・月の神の使者として人間に不死であることを告げに行く話
       (人間に反対のことを告げ、神の怒りを買い、唇を裂かれ被捕食者とされた)
       月の神が人間に不死を教える話
       (月の神が不死を伝えたが、一人の男がそれを信じずウサギに変えられた)
インド・・・自らの身を犠牲にして誠意を見せたウサギの話
      (老人に化けた帝釈天:インドラに我が身を差し出した結果、月に飾られる)
中国・・・太陽に3本足の鳥、月にはウサギが住んでいるという話

また、月に関連づけられてはいないが
悪戯をして懲らしめられる話もある。
日本の因幡の白ウサギの話
中国の不老不死の仙薬を西王母の命で月桂樹の下で煎じる話

こうして見てみると
ウサギと月と不死の話というのは
元は同じ所からきているのか?
簡単なリサーチしかしていないので今後も気にしていこうと思うが
ウサギという動物から古代の人々が抱いたイメージが見えるような気がする。
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テーマ:神話・民間伝承 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-14 14:04:57

アステカ・マヤの神話~日本との繋がり

下に紹介する著作を読み終えて記事を書く事にする。

アステカ・マヤの神話アステカ・マヤの神話
カール タウベ Karl Taube 藤田 美砂子

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このブログを開設するにあたり、
改めて、知識の補充を試みるために
インカ・アステカ・マヤの神話についての著作を3冊購入した。
そのうちのひとつがこの本だ。

中南米、現在のグアテマラ・メキシコのあたりに栄えた
アステカ文明・マヤ文明の神話についての著作だ。
この本、読んでみると神話そのものについて詳細に書かれているわけではない。
しかしながら、空想の種にするには充分な内容を示唆してくれた。
特にひっかかっているのが・・・・

アステカの月
マヤの数字
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-12 21:42:26

マナナン・マクリールとティル・ナ・ノーグ~幻の大陸の影~

前記事でケルト神話の紹介を書いた。
しかし、このブログにふさわしい記事かと言うと疑問である。
そこで、今回の記事へと移行するわけである。

現存し、最も多く流布されるケルト神話は
アイルランド神話であると書いた。
メインとなる神話は”トゥアハ・デ・ダナーン(ダヌの一族)”の物語。
エリン(アイルランドの古名)女神ダヌの一族が海を越えてやってくる。
そこには、フォモールの一族が覇権を唱えていた。
かくして、両一族の覇権争いが勃発。
神々の戦争が起こるわけである。

ケルト神話における神々のほとんどは
前述した”トゥアハ・デ・ダナーン”の神々なのだが、
ただ一人、重要な地位を持ち深く関わる神がいる。
彼の名は”マナナン・マクリール”
”リルの子マナナン”と言う意味らしく
このマナナン本人も父親リルも、
共に”トゥアハ・デ・ダナーン”ではないらしい


彼は、”ティル・ナ・ノーグ(常若の国)”の王
エリンの大地以外の国の王なのだ。
一般的にケルト神話における海神にあたり、
その国である”ティル・ナ・ノーグ”は
遙か海上にあるとも、海底にあるとも、地下にあるとも言われ、
完全に異世界の様相を呈している。

この”ティル・ナ・ノーグ”の王”マナナン・マクリール”
数々の魔法の品々を持ち、本人も戦士であり魔術師である。
”トゥアハ・デ・ダナーン”の神々
彼より贈られた魔法の品々の力とその援助の元に
先住の巨人族”フォモール”を圧倒するのである。

そこで空想タイムとなる。
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テーマ:古代文明 - ジャンル:

2007-10-11 11:57:43

一番好きな神話~ケルト神話~

私が最も思い入れがあり、好きな神話と言えば、それは

ケルト神話 だ。

ただし、この神話は世界に流布される数多の神話の中でも異色である。

まず第一に創世神話を持たない。
創世神話とは、世界の誕生、つまり
”神がいかにして世界を創ったか”というお話だ。
また、同時に終末神話を持たない。

つまり、ケルト神話における世界は
すでにそこに在り、神の手で統治はされるが
神の力で生み出されたり、滅ぼされたりしないのである。

さて、ケルトとはどこを指しているか?
実はケルトとはケルト語を操るケルト語族の総称で
その痕跡は西ヨーロッパ・中央ヨーロッパに広く分布する。
つまりケルト民族とはヨーロッパに繁栄した民族なのだ。
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テーマ:神話・民間伝承 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-09 00:52:52

かぐやひめ・竹取物語の謎を考える

日本最古の物語(文学)である「竹取の翁の物語」。
「竹取物語」、「かぐやひめ」
などと言った方が通りが良いだろうか?
作者不詳とされ、成立年代は残存する古書の文体から
奈良時代と言われている。

先日、やっと機会を得て
完訳本を読む事となった。

あらすじは
ある時、竹取を生業とするおじいさんが
光る竹を見つけ切ってみたところ
中から小指ほどの大きさの
小さな女の赤子が現れる。
やがて、女の子は瞬く間に美しく成長し
貴族が求婚するも
難題を言い渡しては拒否する。
果ては、時の帝(御門)までが目をとめる始末。
実は、月の姫様で
なにかしらの罪を犯したため
人界に落とされていたという。
そんな、かぐや姫も罪を許され
皆に惜しまれながら
月に戻っていくのである。

ここでお得意の愉しみである空想タイム。

結論から先に言うと
この物語、ある書物に載せる為に考えられたが
ある事情によりボツになったのではないか?
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テーマ:古典文学 - ジャンル:小説・文学

2007-10-08 04:14:43

ご挨拶に代えて~このサイトについて

はじめに、
このサイト(ブログ)「大樹の下で」は、
管理者である私、”かし りょう”の
個人的な楽しみ(愉しみ)である
神話や古代史に関する空想・戯れ言を
気まぐれに書き綴る目的で開設されました。

よって、
書かれる内容は全く根拠無く
はちゃめちゃに脱線しまくる可能性が高く
表記やその内容の真偽については
はなはだ信用性が低い事を
ここにお詫び申し上げます。

いわゆる
とんでも話がお好きな方々の
さらなる空想の種になるならば
これ幸いと考えるしだいです。
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テーマ:お知らせ - ジャンル:ブログ

2007-10-06 21:11:52

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かし りょう

Author:かし りょう
神話・古代史に思いを馳せる。
と言うと格好良いですが、実際は、
”空想にはお金がかからない”
という事で。。。
つたない知識のオンパレード。


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