FC2ブログ

大樹の下で

神話・古史・古伝・民間伝承に関わる、自由な空想を不定期に更新しています。

2018-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- --:--:--

次記事へ移動する «  | HOME |   | ENTRANCE |  » 前記事へ移動する

日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説

日本人はどこからきたのか?

これには色々な説があるようです。
実際には、おおまかにではありますが、
北方ルート・南方ルート・(仮に)中央ルートの三つに分かれるようですね。

北方ルートは、
ユーラシア大陸現ロシア方面から北海道あるいは、
秋田あたりに渡ってきた大陸民族。
南方ルートは、
現フィリピンをはじめ、大航海時代をして香料諸島と呼ばれたあたりから、
鹿児島あたりに渡ってきた南洋海洋民族。
中央ルートは、
現中国・台湾・韓国あたりから、シルクロードの果てに、
長崎、山陰地方あたりにたどり着いた漂流民族。

知識が定かではないので精確ではありませんが、
一番古いのが北方ルート(氷河期末期)
次が南方ルート
近海である中央ルートは時期が特定しにくいが、
大規模の民族移動は他のルートの一番最後で
邪馬台国成立後と思われる。

これだけおおまかでも、あらゆる多種多様な民族が移動してきた可能性があり、
現日本人は数々の混成民族であるようにも捉えられるのですが、
不思議と「日本人」という特徴は共通しています。
即ち、黒髪黒い瞳黄色い肌

国際化がまことしやかに騒がれる現在、
国際結婚などでハーフやクォーターが多く誕生していますが、
白色人種と日本人黒色人種と日本人との婚姻では、
日本人、その特徴である黒髪黒い瞳のどちらか、あるいは両方が遺伝しません。
それを考えると、
日本に渡ってきた民族の中心は、
黄色人種であった可能性が極めて高い。

ところが・・・・・・
日本人の祖先はユダヤ人であるとか、
コーカサスあたりの高地民族あるいは遊牧民族であるとか
現在、その地域に定住する民族とは特徴が全く異なる。
(ただし、コーカサスに住む民族の中には、日本人に近い特徴を備える少数民族も存在する)

今回、このサイトの空想の種を拾い集めるにあたり、
新たに知識の補充を試みているわけだが、
ひとつ、気になる民族がある。
それは、古代メソポタミアの民。
特にシュメールの民とバビロニアの民。

古代メソポタミア地域、ティグリス・ユーフラテス両大河の下流域(ペルシャ湾側)に
その文明を築いたシュメールの民、
同じく両大河の中・下流域に文明を築いたバビロニアの民、
この二つの民には
我々日本人、特に古代の日本人と同じとも思える特徴があったようにしか思えない。
その例を挙げてみよう。

言語と身体的特徴におけるシュメールの民。
★シュメールの言語は、膠着語(こうちゃくご)。
日本語で言うところの、「て、に、を、は」のような単語と単語をつなぐ接辞を持っていた。
★シュメールの民は自らを「黒頭人」と称した。
これは、黒髪を意味するのではないかと考える。

そして、このサイトのテーマでもある神話神々に関するもの。主にバビロニアの民。
★創世神話における共通点
泥からの万物の創造及び、
万物創造までの過程に現れる観念神と男女一対の神がある。
日本神話における、イザナギ・イザナミ誕生までの
観念神と男女一対の神々を彷彿とさせる。
具体的に示すと、

日本神話(古事記の場合)
  天之御中主神 (あめのみなかぬしのかみ)
  >高御産巣日神 (たかみむすひのかみ)
  >神産巣日神 (かみむすひのかみ)・・・以上造化三神
  >宇摩志阿斯訶備比古遅神 (うましあしかびひこぢのかみ)
  >天之常立神 (あめのとこたちのかみ)・・・造化三神を含め別天津神(ことあまつかみ)
  >国之常立神 (くにのとこたちのかみ)
  >豊雲野神 (とよくもののかみ)・・・以上の七柱には性別が無く観念神である。

  それに続き男女一対の神々(男性神/女性神)。
  >宇比地邇神 (うひぢにのかみ) /須比智邇神 (すひぢこのかみ)
  >角杙神 (つのぐひのかみ) /活杙神 (いくぐひのかみ)
  >意富斗能地神 (おほとのじのかみ) /大斗乃弁神 (おほとのべのかみ)
  >於母陀流神 (おもだるのかみ) /阿夜訶志古泥神 (あやかしこねのかみ)
  >伊邪那岐神 (いざなきのかみ) /伊邪那美神 (いざなみのかみ)

バビロニアの神話(エヌマ・エリシュ)
  >アプス(全ての生みの親)/ティアマト(全ての生みの母)
  >ラフム/ラハム
  >アンシャル/キシャル
  >アヌ
  >エア

  その後、数々の神が生れバビロニアの最高神マルドゥク(マルドーク)が現れる。

アプスは真水、ティアマトは海水で
一対というわけではなく、アプスは男神とは言い切れない。
よって、この2柱は観念神と言える。
次のアンシャル/キシャルは一対の男女神とされるが、
アンシャルは、アッカドの神アッシェルと同一とされる都市神。
実は、シュメールにおける最高神ははじめアンで上に示すアヌと同一。
次のエア(知恵の神)を単独で生むのであるから、
天空神だが、活躍もせず、あまり信仰もされない観念神。

といった具合で、日本ほど洗練されてはいないものの、
観念神と人格神が初期に示される。
また、メソポタミアの各文明は、改宗の道を取らず、お互いに神の習合を繰り返し
その時々の力関係によって、信仰される神の地位が上下する。

さらに、アッシェル都市神と書いたが、
これは、初期のメソポタミア文明全てに共通の思想で、
各文明の都市には、それを守護する神がいた。
そればかりか、シュメールにおいては、個人神がいた。
つまり各家系を守護する神である。

個人神
日本には新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)と呼ばれる
古代氏族の名簿のようなものがあり、
藤原氏の祖は”津速魂命三世孫天児屋命”などのように、
氏族には守護の個人神がいたことになる。
天皇家は当然”天照大神”が個人神となる。
これと同様に、シュメールの民には個人神があり、
他の初期メソポタミアの各民族にも、この思想が受け継がれていたようだ。

他にも、ある一都市の名前に”スサ”という都市があり、
その国の王は当然”スサの王”であるから、
素戔嗚尊は、この”スサ”が語源とも空想できる。
また、初期メソポタミアの暦は太陰暦で、
日本が近代まで太陰暦(正確には太陰太陽歴)を使用していたのも関係が疑われる。

続き冒頭に紹介した、ユダヤ起源説においても
ユダヤ教の成立する地域は、このメソポタミアであるし、
古代イスラエル王国アッシリアバビロニアに攻められ滅ぶ。

古代メソポタミアにおける神々は離合集散、習合を繰り返して
様々な民族間で影響を与えあっていることから
ユダヤ教成立にも当然その足跡を多く残しているし
現在のユダヤ人と、古代ユダヤ人は別の民族とする説もあるようなので
日本人のルーツが遠くメソポタミア、
それも、シュメールを起源とする黒髪・黒い瞳の黄色人種だったのではないのかと
空想してしまうのである。
スポンサーサイト

FC2 Blog Ranking 人気blogランキングへ ブログランキングくつろぐ にほんブログ村 歴史ブログ 神話・伝説へ

テーマ:神話・民間伝承 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-24 22:20:37

次記事へ移動する «  | HOME |   | ENTRANCE |  » 前記事へ移動する

コメント

ありがとうございます!

ffyさん、いらっしゃいませ!

モンゴロイドもいたのですね!

遺骨分析のような研究成果でしょうか?
できれば、出典となる情報を教えてください。
ネットて一般人が閲覧可能な論文や、成果に触れている書籍をご存知であればお願いします。

>」中東の古代の民族はコーカソイド

モンゴロイドもいました。

大和民族≠シュメール・バビロニア民族

やわたうまさん、いらっしゃいませ(笑)

ご指摘のように、そのままシュメール・バビロニア民族が大和民族とは言えません。

近く記事にアップしようと思いますが、
中東の古代の民族はコーカソイドでしょうから、
モンゴロイドであったと思われる大和民族とは全く同じとは考えてないのです。

ただ神話の対比によって、神に対する思想傾向が酷似していることから、
シュメール・バビロニアの民族の一部が、農耕文化を携え、シルクロードを辿り、陸路日本へとやってきたのではないかと。

シュメール・バビロニア文明の衰退は地理的条件の悪化によると考えられているようですから、
より肥沃な大地を求めて、東へと向かった一団がいた可能性は高いでしょう。

まだ、地理的条件の把握ができていないので、
そのあたりを整理してみようと思ってます。

推理している段階では、中近東から一度、ユーラシア大陸中央部へ進み、先住民と混血しながら、モンゴロイドへと変化し、日本へと到来したものと考えています。

シュメール・バビロニアが衰退するのが、おおよそ、BC2500~2000頃ですから、そこから2000年の長い時があれば、混血によるモンゴロイド化は無理な推理ではないでしょう。

神話的な思想の一致が、ユーラシア中央の民族の中に見つけられれば、さらにルートが絞り込めるんすけどね(笑)。

空白の期間

かしりょうさん、こんばんは。

 凶樹さんはじめまして。宜しくお願いします。

 ラグナレクも気になるけれど、まずはこちらに(笑)

 日本人固有の遺伝子は5%ほどに過ぎず、これは他国に比べて異様に低い数値なんですね。例えば韓国では40%が韓国人特有の遺伝子で締めていますし、中国は約60%です。
 逆に日本人の中にある中国・韓国特有の遺伝子はそれぞれ25%ずつ。その中で最も日本人に近いといわれるのがバイカル湖周辺に住むブリヤート人。多分これは北方ルートを経た縄文人なのではと思うのですが。。。
 という訳で今でも日本では混血化が進んでいるといわれます。それだけ遺伝子的な地域格差が大きかったとも解釈できます。

 アイヌの人々と、沖縄の人々の遺伝子は最も近いので、古くから日本に居留していたは縄文人と言うことになるでしょう。まあ、この辺は歴史通りですよね。
 弥生時代に入ってからもしばらくの間は、弥生人は西日本、縄文人は東日本という住み分けがされていましたから。。。

 ところで、この縄文人がアメリカ大陸に渡ってネイティブアメリカンとなったのですが、今まではベーリング海を伝って渡ったと思われていたのが、実は鮭を追いかけて船で渡った事が濃厚となりました。
 今でも、ネイティブの人達は日本人の事を覚えていて?、西のネイティブと呼ぶことがあるそうです。
 つまり航海術に長けていたという事が言いたいのですが、もし北方ルートで渡ってきたとしたら、それほど航海術が必要とは思えないんです。

 シュメールの崩壊をBC2000年頃とすれば、彼らが縄文人と考えた場合、納得できそうな気もしますけど、それだと遺伝子的な疑問が残ります。その年代は縄文中期で、それ以前から縄文人は住んでいたはずですし。。。
 シュメール人が歴史を築く前にバイカル湖周辺に住んでいたとしたら別ですけど。。。

 でも、この神話の対比で行くと、弥生人つまり大和民族=シュメール・バビロニア人となるんですよね。。。
 それと、シュメール崩壊から弥生期までの2000年強の期間、彼らは何処にいたと推測していますか?
 仮にバビロニアに移行したとしても1000年近い空白ができると思うのですけど。。。

 う~ん(金田一耕助風に頭をかいてます(爆))
 これがまた、楽しいのですけど

確かに楽しいですね!

凶樹さん、いらっしゃいませ!

古代を考えるとき、物事や現象のルーツを空想するのは大変楽しい!

ですが、それだけではありません。

今書き終えた記事はまさにその事を空想したもの。

過去からの啓示を捉える事も時には必要。

楽しさも、恐ろしさも
現実との対比の中にあるように思います。

(;´Д`)一番楽しいところだ~!

空想で、一番楽しいところが、遂にきてしまいましたか!
ルーツをたどる部分は、あれこれ楽しいですからね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://taijyunoshitade.blog118.fc2.com/tb.php/12-c3a231f8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

RSS表示パーツ

ブログメニュー 

translate this blog into

サイト内全記事表示

過去の全記事一覧を表示

サイト内キーワード検索

アンケート実施中!

好きな神話のアンケート実施中です!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

リンク

  • 趣味占放談
  • 光のシェラザード
  • 縄文と古代文明を探求しよう!
  • トーキング・マイノリティ
  • 民族学伝承ひろいあげ辞典
  • 管理者ページ

このブログをリンクに追加する

ブックマーク

プロフィール

かし りょう

Author:かし りょう
神話・古代史に思いを馳せる。
と言うと格好良いですが、実際は、
”空想にはお金がかからない”
という事で。。。
つたない知識のオンパレード。


大樹の下で<別館>
~ネタほん図書館~


くつろぐマイプロフィール

にほんブログ村 トラコミュ 昔話、伝承、神話へ
昔話、伝承、神話
にほんブログ村 トラコミュ 歴史好き (ジャンル不問)へ
歴史好き (ジャンル不問)

月別アーカイブ

日本神話関連書籍

ギリシャ・ローマ神話関連書籍

中近東神話関連書籍

インド神話関連書籍

中国・朝鮮神話関連書籍

ケルト・北欧神話関連書籍

中南米神話関連書籍

アフリカ神話関連書籍

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。