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大樹の下で

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日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説(2)

記事「日本人の故郷に想いを馳せる~大陸起源説」の続編である。

常連のやわたうまさんより、アカデミックなつっこみを頂戴して、
内心恐れおののいている(ひぇ~)管理者ですが(爆)
その前に、もう一つ、シュメールバビロニア
古代日本の共通項を提示し忘れていた事に気づきました。

それは、都市神の思想です。

古代メソポタミア文明
シュメール・バビロニア・アッカド・カッシート
など、
ペルシァ王国成立までの、各文明は
都市に神を定義していた。

具体的には以下の通り、{}内はアッカド語名

都市ウルク(クラバ)には、天空神アン{アヌ}
ウルク(エアンナ)には、豊穣・愛・戦い・金星の大女神イナンナ{イシュタル}
ニップルには、大気神・風の神エンリル{エンリル}
エリドゥには、深淵の水神・知恵の神エンキ{エア}
シッパルには、太陽神・真実/正義/裁判/占卜の守護神ウトゥ{シャマシュ}
ウルには、月の女神ナンナ{シン}
アダブ/ケシュには、山の女主人・豊穣女神・メソポタミア諸王の守護女神ニンフルサグ{ベレト・イリ}
以上はシュメールの都市神対応の一部

さて、古代日本に都市神の思想があったのか?
正式の記録(記紀神話)では、はっきりとした都市神の思想は見られない。
だが、しかし、大和朝廷成立以前はどうだったのか?

大和朝廷成立以前の都市と言えば
邪馬台国がまっさきに出てくるのだが
この都市(国)の神ははっきりしない。
一説には八幡神とされているようだが・・・。

それよりも、
日本各地には邪馬台国以外にも古代王国(王朝)があったことはほぼ間違いない。

即ち、古代出雲王国、古代吉備王国、古代葛城王国、古代三輪王国
他にも、まつろわぬ東国王国・・・。

出雲大国主
吉備吉備津彦
葛城一言主
三輪大物主

東国は、恐らく、アラハバキ
あるいは、イシカ(宇宙)・ホノリ(大地)・ガコ(水)の三神

このように、王朝(都市)と結びついた神がいるという思想は
シュメールに見える都市神となんら変わりがないように思える。

これまで、各王朝の独自の神話に基づく神々の主神という位置づけをされ
大和朝廷成立とともに、パンテオンに列せられたと考えられていたが
邪馬台国、東国王国以外に挙げた
出雲・吉備・葛城・三輪などの神武東征途上の王国は
同一の都市神信仰を根底に持つ
同一民族のそれぞれの都市であり、
それを、統一王朝と為したのが
神武天皇ではなかったのだろうか?

それは、古代シュメール・アッカド・バビロニアなどの
集合都市国家群と同じような発展を遂げ
神武という同民族の有力者集団の来訪とともに
統一国家となっていったと考えると
国譲り神話が現実味を帯びてくる。
元々、同じ民族思想を持つ集団国家群であったならば
短期に統合されたことも納得できる。

となると、神武、即ち天津神の一族は
民族的階級が元々王侯貴族のような存在で
対して、先住していた他の都市国家群の民族は
その家来筋にあたる神官や農民、職能家のような階級であったのだろうか?

中々面白い空想に発展してきたようだ(笑)。
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テーマ:神話・民間伝承 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-10-26 22:13:10

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コメント

山陰の考古学

薮田絃一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが、それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興されたとの説になっています。
 そうすると、がぜんあの有名な山陰の青銅器時代がおわり日本海沿岸に四隅突出墳丘墓が作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。

山陰の考古学

いま、薮田絃一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが、それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興されたとの説になっています。
 そうすると、がぜんあの有名な出雲の青銅器時代がおわり四隅突出墳丘墓が作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。

ただいま色々整理しております(笑)

やわたうまさん、いらっしゃいませ!(笑)。

ユダヤの民とシュメールの民についての繋がりがほしい所ですね。
イスラエル建国の物語は確かあったはずなので、調べてみましょうか。

日本へのルートが南方ルートと中央ルートに別れるのは考えていました。
そこで、久しぶりに世界地図、つまりユーラシア大陸とにらめっこしたのですが、
その途上の鍵は、現中国の少数民族に求められるように思うのです。
新疆ウイグル自治区のキルギス族や雲南省他の回族あたりが候補なのですがね。
黒髪・黒い瞳で顔立ちが日本人に近い民族ですからね。
キルギス族の英雄叙事詩の著作を今取り寄せている所なんです。
キルギス族も回族も現在はイスラム教徒ですが、独自の民族神話を持っているようなので、文献は少なそうですが、そのあたりから、空白の部分を補強できないかと思ってます。

何か出て来ると面白いのですがね(笑)。

レビ族かな?

かし りょうさん、こんばんは!

 突っ込みにおののいているなんて、、、全然そうは見えないんですけど。。。(爆)
 でも、突っ込みの御指名を頂きましたので。。。(笑)

 正史を時代別に見て行くとシュメールを中心に文明が広まっていった事がわかります。エジプト、インド、南ヨーロッパという具合です。
 そのせいか都市神はエジプトあたりにも見られますし、結構共通した概念だったように思われます。

 で、もう少し原点を考えてみると、都市神の原点は祖神信仰にあるように思えます。
 シュメールでは祖先信仰がまずあって、これは家長(長男)の役目でした。祖霊を祭る事に女性をタッチさせなかったんですね。
 で、祖霊祭事を他家に見られることを何故かとても忌み嫌っていたようで、それを穢れと捉えていたみたいです。
 もし、こうしたことがあると沐浴して、、、つまり禊ぎをして清める習慣がありました。

 多分、後に有力家系の祖霊が神と祭られるようになったという推測ができますし、恐らくこれが都市神の原型ではないかと思うのですけど。。。

 この辺は日本の氏神という考え方と似ていますよね。日本でも有力な人が亡くなると、まずは「命(みこと)」が名前の下について、時代を経ると「尊」となり更に「神」に位が上がります。

 ところがエジプト辺りに行くと、神へと進化してゆくのは王様だけになって、祖霊という考え方は希薄になってしまいます。(もしかしたら私の認識不足かも、、、ですけど)

 こういう元来の祖霊信仰というのか、が、古い形で継続されている民族、あるいは、シュメール人が直接渡来した可能性が考えられますよね。恐らくその民族が天皇家の祖となったのではないかと。。。

 シュメール人が黒頭人と呼んでいた訳ですけど、古代ユダヤ人もそうなんですよね。。。黒髪に黒い瞳、薄黒い肌。。。
 そこで日ユ同祖論が思い出されるわけですけど、十氏族が辿ったルートは二つあって、一つはシルクロード。もう一つはインド地方を海沿いに辿る道で、十分な証拠も提出されているようです。

 となると、中央ルートと、南方ルートを辿って、時期を異にして渡来したのではないかと推測しています。
 同系民族なので、国譲りも比較的すんなり行ったのではないかと。。。

 シルクロードを辿った一派は、しばらくヒッタイトに同化して留まりますが、、、出雲と鉄の関係を見ると、国津神系がその一派ではないかとも思います。ヒッタイトが歴史から姿を消すのは御存知の通りです。

 ユダヤ十二支族と言われますが、正しくは十三支族で、レビ族は神に使える部族なので、支族には数えない事になっていますから。
 祭り事を重視した日本の皇室などを考えると、レビ族だった可能性は高そうに思います。なのですが、このレビ族の行方がつかみ辛いんですよね。。。^^;

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