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大樹の下で

神話・古史・古伝・民間伝承に関わる、自由な空想を不定期に更新しています。

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天神地祇~なぜ地神ではないのか?

天神地祇(てんじんちぎ・てんしんちぎ)とは、
日本神話における神様達、即ち
天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)の事。

同じ神様という扱いのはずなのに、
何故、天津神は「天神」の文字で、国津神は「地祇」の文字というように
使い分けされているのだろうか?
天神地神というようにならないのは何故なんだろう?

そう思って、「」という漢字の意味を調べてみることに。
ところが、意味が良くわからない。
(オンラインの漢和辞典ってみんな有料なんだよなぁ~)
というわけで、勝手に空想することにした(爆)。

」も「」も示偏(しめすへん)であることに、まず注目。
この、示偏というものは、
神や祭り(祭祀)に関するものにつく
ということらしい。

次に「神」ならば、示偏に「申」がつき、
「祇」ならば、「氏」がつくことに注目。

」は、名詞だと、十二支の「申(さる)」で「しん」と読む。
本来はある方位時間を表わす文字で陰陽道などでも使われる。
具体的には、
方位>西から南へ三〇度の方角
時間>今の午後四時頃、あるいは、午後三時から五時までの間。
     または、午後四時から六時の間。

五行>金気
陰陽>陽
陰陽五行における「」は「呻」(しん:「うめく」の意味)で、
果実が成熟して固まって行く状態
ということらしい。(本職のやわたうまさんにつっこまれるかも)

動詞になると、
申す(もうす)」で、
言う」の謙譲語。動作の及ぶ相手を敬っていう。
言う」の丁寧語。聞き手を敬っていう。
言う」の尊大語。下位者が「言う」行為を上位者が低めて表現する。
願う」「請う」などの謙譲語

だそうだが、勉強不足でいまひとつ理解できないが、
」の字の場合は、動詞の一番最後が一番しっくりくるだろうか。
つまり、”お願いをする相手としての神様”が「」。

そして、「」はというと・・・・
この「氏(うじ・うぢ)」には、名詞しかない。
意味は、
家々の系統を表す名称名字家柄
事実上あるいは系譜上同祖から出たものとされる家の集団
と言うことだから、
」の場合は、ずばり”祖先となる神様”が「」ということだろうか。

なるほど~(ひとり納得してしまうが)

つまり、「地祇(ちぎ)」とは、その土地の一族の祖先神で、
出自がはっきりしていて、系譜を辿ることができる神”
対して、「天神(てんしん)」とは裏を返せば、
どこから来たのかわからないが、あれやってこれやってと頼りにできる神
ということか(爆)。

まさに、天津神と国津神の区分けにふさわしい漢字の使い方なわけだ(笑)。

一般に、天津神は渡来系の人々の神で
国津神は土着の人々の神だといわれているので、
非常にわかりやすい。

最近、稲作を日本にもたらしたのは
中国江南の地に”長江文明”を成した人々であるという説に
すっかり魅了されている管理者なのだが、
その説によると、
日本の長い縄文期は、非常に食糧事情が豊かで
わざわざ、作物を作る必要がほとんどない時代であったらしい。
それが、縄文末期に起こる気象変動の影響で
食糧事情が一変してしまう。
それまでにも、優れた航海術を持っていたと思われる
長江文明の担い手達である南方稲作民族が、
北方畑作民族の侵入により、土地を追われ、何度となく海を越えて
日本の地へ訪れたにも関わらず
手間のかかる稲作など、ちっとも有り難みがなかった為に
その技術を受け入れなかったのだが、
食料事情が一変してしまったが為に
稲作の技術が重要になってしまい、
結果、”どこから来たのかわからない連中”である
稲作民族に教えを請うて、稲作の技術を習得したということなのだ。

例えば、無理矢理食べ物を奪おうにも
北方民族と戦をかまえて善戦むなしく敗れたとはいえ、
戦いの経験値が違うから、戦っても勝ち目はないだろうねぇ。
と、なれば、頭をさげてお願いするしかないわけだ。(苦笑)

元々、稲作民族は平和主義のようだから
それほど、意地悪もされずに、
同化できたのかなぁ?。

彼らは、生け贄の習慣があり、女王制度の文化であったらしいから
倭の国で男の王を戴いても大乱が起こってしまったが
女王をたてる事で国が安定したという
邪馬台国の卑弥呼擁立と思われる
魏志倭人伝の記述にも、うなずけるんだよなぁ。

ま、ひとまず疑問は解決したので良しとしようか(爆)。

そう言えば、神話で二つの神族が語られて
並立する神話って、日本神話以外だと
北欧なんだよねぇ。関係があるのかなぁ?
そっちも、考えないといけないなぁ。
とにかく、ゆっくり行きますかねぇ。(笑)
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2007-11-10 01:12:04

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という事で。。。
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