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大樹の下で

神話・古史・古伝・民間伝承に関わる、自由な空想を不定期に更新しています。

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酒は飲んでも飲まれるな!(笑)~神と酒(5)

”酒は飲んでも飲まれるな!(笑)~神と酒”
このシリーズも、第5回目となります。
これまでのシリーズ(1)/(2)/(3)/(4)と、
このサイトににはある種似つかわしくない記事が続いてきました。
なぜならば、そこに空想・妄想の類、甚だ乏しく、
管理者自身、苦笑を禁じ得ない有り様です(爆)。

さぁ、そろそろ、本番と参りましょう。
つきましては、新年の祝賀の中、
相も変わらず酩酊の御仁も多かろうと思いますが、
”酒は飲んでも飲まれるな!”のタイトルに回帰する
空想・妄想の世界へと参りましょう(笑)。

そこで、今回のテーマは・・・・

”酒は謀略兵器なり”

新年早々実に物騒なテーマではあります(苦笑)。
しかしながら、酒の持つ力を今一度考えれば・・・・・
即ち、人が酔うとは、
”思考力を緩慢にし、身体の自由が奪われるがごとき”
これに間違いはありません。

少量、あるいは、適量であれば
血行を促進し、新陳代謝を高め、気力を上げる妙薬となるに反し、
過度に摂取すれば、多くの弊害をもたらすこの飲み物は、
正に、慈愛と悪逆の2面を持つ我が国の”神”にふさわしい。

事実、”酒(さけ)”は、我が国古代の英雄の謀略を担っていました。
神代における代表格とも言える英雄神
”素戔嗚尊(すさのおのみこと)”であることに間違いありません。
彼の神の最も有名な逸話のひとつに
”酒(さけ)”は重要な役割を果たしています。

”八岐大蛇(やまたのおろち)退治”

この有名な神話を管理者は
”製鉄(せいてつ)・鉱山技術の掌握(しょうあく)”と考えています。
もっとも、この逸話のもう一つの説”治水事業”にも異論はありません。
ただし、これも正確には”治水技術の掌握”と考えているのです。
まぁ、このあたりの話はまた、別の機会にでも紹介するとして
ここでは、”こういう風に考える”という前提として提示させていただきます。

酒に戻りましょう。

この”八岐大蛇(やまたのおろち)退治”において、
”素戔嗚尊(すさのおのみこと)”が手段として選んだのが
”酒に酔わせる”というものでした。
そして、酔って油断したところを退治するわけです。

他にも、その後のもう一人の英雄神
”日本武尊(倭建命:やまとたけるのみこと)”も同じ手を使っています。
”熊襲建(くまそたける)兄弟の討伐”の折、
酒宴の席にて(女装までして)敵を油断させ、これを討ち取っています。

さらに、後代の英雄、源氏の頭領、
”源頼光(みなもとのらいこう/みなもとのよりみつ)”と、その四天王達も
”大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)討伐”において
同様に酒に酔わせ、さらに、毒酒まで使い体の自由を奪い、
これを討ち取っています。

これらの退治・討伐された者達の敗因は
いずれも”酒にのまれた時点で負けが決まっていた”と言えます。
”熊襲建(くまそたける)兄弟”の場合は定かではありませんが、
”八岐大蛇(やまたのおろち)””酒呑童子(しゅてんどうじ)”の場合、
”酒好き・大酒飲み”だったことが記されています。

さて、この退治された者達には、他にも明確な共通点があります。
それは、”時の支配者に逆らう者達だった”と言うことです。

私は彼らがいずれも、山人(さんじん)・山窩(さんか)などと呼ばれる
山岳ネットワークの民族だったと考えています。
彼らは、鉱山・製鉄・治水・灌漑、そして、醸造の技術を持っていたと考えます。
これらの技術は、”山と水、そして、火”を必要とします。

酒に限定するならば、”山は必要ないんじゃないの?”
と思われる方もいるでしょう。
でも、今一度、日本の酒神の顔ぶれを思い出してください。
彼らのうち、山の神が多くを占めている事に気づかれるでしょう。
一見、何故、”山の神が酒神となるのか?”
という疑問が出てきますが、彼らが”山の民”であるならば、
彼らの信仰する神が、酒を担うのは当然でしょう。

さぁ、だいぶこのサイトらしくなってきました。
ですが今回は、ここまでとさせていただきます(苦笑)。
さてさて、次回で収まるのかどうか・・・・。
(爆)
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テーマ:神話 - ジャンル:学問・文化・芸術

2008-01-03 00:23:56

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コメント

リクエスト受け付けます(笑)

yukaさん!いらっしゃいませ!(笑)

凝り性なもんで、こんな風になっちゃいました(爆)。

あっ!やっぱり重たいですか~(苦笑)。
う~ん、ウィジェット外そうかな~。
確かにそれは気になっていたんですよね・・・。

タイトルにも書きましたが、
これってどうしてこうなったの?とか
日本ではこうだけど、世界ではどうなのかな?とか
神話に一見関わらないような疑問ってありますよね?
そういうのがあったら、教えてください。
意外と古い由来や、神話の痕跡があったりするので
面白いんですよ(笑)

初カキコ

初カキコに来ました(汗)

うちのPC(ウィン98)だと重たいです

固まりかけました(笑)

それにしても風画さんらしい
凝ったブログですね

凄い!!(尊敬)

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Author:かし りょう
神話・古代史に思いを馳せる。
と言うと格好良いですが、実際は、
”空想にはお金がかからない”
という事で。。。
つたない知識のオンパレード。


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